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[解決済] 看護師教育、学校で実習ができなくてもできることは?  

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 Kazue Tanaka
(@Kazue Tanaka)
ゲスト
参加: 7か月 前
投稿: 3
10/04/2020 10:00 pm  

看護師を養成する機関として、実習ができなくなるのではないか、というのが現実的な問題かと思います。また、この状況が継続されれば3密にあたるため演習もどの程度できるか疑問ではあります。

現場の方から、最低でも身に着けておいてほしい技術・考え方などがあったら教えてほしいことと、実習に勝るものはないかもしれませんが、看護観を育てる実習に代わりになるいいアイディアなどがあれば教えていただけないでしょうか。

事例検討、グループディスカッション、などなどは考え得るものですが他にありますか?例えば事例の情報だけ病棟の方にOKをもらってそこで看護展開する等でしょうか・・・・

あと今日のセミナーで感じたことですが感染予防については実践レベルまで落とし込んで身に着けさせる必要があることが分かりました。


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引用未解決
(@yuukim)
New Member Customer
参加: 7か月 前
投稿: 3
11/04/2020 6:30 pm  

病院で教育担当・実地指導をしている(していた立場)としては、「最低でも身に着けておいてほしい技術・考え方などがあったら」に関して、3点コメントさせてもらいます。

①基本的な看護技術は習得してきてほしい
防護具の適切な装脱着、適切なタイミングでの手指消毒もですが、基本的な看護技術はある程度自信をもって実行できる状態で入職してほしいです。今は、閲覧できないかもしれませんが、日本看護協会資料では、入職時に新卒看護師の7割以上が「1人でできる」と答えた看護技術(99項目)は、平成23年の調査では,環境整備やバイタルサインの計測などの9項目ですが、平成26年には、以下の2項目のみというかなり残念な状況に陥っているとの報告もありましたが、それに近い感覚はあります(個人・学校によってもちろん違いますが)

②学び方を養ってきてほしい
あとは、学生と現場の違いと大きなのが、お金を払って学ぶのか、お金をもらいながら学ぶのかだと思います。現場側の教育を担当者も責任を負わなければなりませんが、学びても自身の学びに責任を持つ必要があると思います。なので、しっかりと学び方を養ってほしいと思います。もう少しシビアなところでは、学びのプロセスは評価すべきですが、成果の出ない学び方は実利を求められる現場ではNGですので、成果を出せる学び方を身に着けてほしいと思います。

③社会人基礎力(特にチームで働く力)を養ってほしい
以前、複数の施設の看護師に教育で困ることはのアンケートをしたところ、新人看護師の1位は「態度・言葉づかい・マナーから教育が必要」でした。社会人基礎力のチームで働く力に示されているようなところは養ってほしいと思います。

以上、COVID-19に直接関係するところではないですが、中間管理職として、多くの新人看護師の教育を経験してきて思うところです。


返信引用
 平井亮
(@平井亮)
ゲスト
参加: 7か月 前
投稿: 3
11/04/2020 8:02 pm  

看護学生の実習については、不安な状況が続いていますね。

彼女ら彼らにとっても、気が気ではない状況でしょう。

自分たちの力だけではどうしようもないとことの擬かしさは、学業に影響することもあるかもしれません。

何よりも、「何のために学ぶのか」が、学びのモチベーションになるでしょうし、実習に行けるかどうか分からない状況では、どれだけ身の入った学びができるのか、心配ですよね…。

こんな、誰もが経験をしたことがない状況での教育を担う立場のご苦労は、察して余りあります。

私は、彼女ら彼らを迎える立場の人間です(つい先日までは基礎教育に身を置いていましたが…)が、今回のような問題は、基礎教育と臨床教育の密な連携の重要性をより大きくしていると思います。

 

今回のような状況のとき、学習の質を高める上で、改めて意識をしておきたいのは、「いかに学習意欲を高めるか」ということだと思います。

ARCSモデルに代表されるような、学習設計のあり方も参考にされることをお勧めします( https://lightworks-blog.com/arcs-model)。

(添付の資料は、院内研修の文脈で書かれていますが、参考になるとは思います)

また、実践経験(実際の患者と触れ合うことない)を伴わない授業では、情緒的な学びを深めることはなかなか難しくなるでしょう。ケアリングのような人と人との関わり合いから感じ学ぶような内容については、特に難しくなるかもしれません。そこは、限界を理解しつつ、いかにリアルな事例を用意するのか…ということが大切になると思います。その意味でも、臨床と連携をとり、リアルな事例を考えていることは重要かもしれませんね。

いずれにせよ、学びの効果に限界があることを前提に、まずは、その授業の中で何を学ばせたいのかを改めて整理してみてください。例えば、Tanakaさんが仰る「看護観」とは何か?を考察することも大切だと思います。漠然と看護観といっても、人によって捉え方が変わるものです。そのような曖昧なままでは、授業の学びをどこに落とし込むべきなのかも曖昧になるでしょう。概念分析とまでは言いませんが、改めて「看護観」を整理してみることも有用かもしれませんね。


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返信引用
 平井亮
(@平井亮)
ゲスト
参加: 7か月 前
投稿: 3
11/04/2020 8:23 pm  

@yuukimsさん、
貴重なご意見をありがとうございます!
仰るとおりのことが、臨床の現場、特に新人教育などで課題となっているのだと思います。

実は、そのことに対して基礎教育が取り組んでいないわけではありません。yuukimsさんが問題として取り上げておられること、特に②や③に関しては、その問題につながる要因が複雑かつ多いことが、教育を難しくしていると思います。

③に関しては、モラルにもつながることだと思います。モラルを基礎教育だけで身につけさえることは、不可能だと思います。成人をした人のモラルを、教育のみで身につけされることは、かなりの難題でしょう。社会人のルールに関しては、基礎教育でも取り組んではいます。これらのルールを強制的に躾けることは、ズレた忖度にもつながることもあります。(変に空気を読みすぎて、何を考えている分からない後輩に出会ったことはありませんか?)

このような領域の学びに関しては、卒後にも継続して関わっていくことが大切だと思います。何より、環境から学ぶことが多い成人学習の場合、社会に出てもいないのに社会のルールを学ぶことの難しさもあります。やはり、社会人になってから身に付けるものなのかもしれないと、捉えておくことが大切なのかもしれません。

一方で、基礎教育を担う教員の中には、モデルとして不適合と思えるような方もいることは確かです。大学教員などは、教育者であると同時に研修者でもあります。研究活動を優先し、教育にもう少し力を入れてもいいのに…と思わされる人もいることは確かです。

yuukimsさんは、臨床で実習を受け入れる立場にあられるとのこと。もし、そういった教員に悩まれていることがあるのでしたら、実習などの事前打ち合わせの場で、学校側としっかりと話し合われることが大切になってきますね。実習を受け入れる側とお願いする側の連携が取れていないことで、悩むのは学生でもあります。

 

彼女ら彼らは、何が正解なのか?を学んでいるところ。曖昧さは、できるだけ回避したいですよね。

 

基礎教育でも、教え方には悩んでいると思います。教え手のプロではあれど、扱うのは実践に基づく事象だからです(看護教員も看護師免許を持ってはいますが、ベッドサイドから離れている期間が長くなればなるほど実践知はアップデートできなくなります)。そういった意味でも、臨床におられる立場から、②や③に関して、どのような教育が有効だと思われますか?yuukimsさんのご意見が、いろんな人の参考にもなると思います。ぜひ、お考えをご共有いただけると嬉しいです!!


返信引用
(@yuukim)
New Member Customer
参加: 7か月 前
投稿: 3
11/04/2020 9:41 pm  

@平井亮
教育・人材育成に関しては、COVID-19による影響がなくとも、討論しだしたら尽きないテーマですね。ぜひ、皆様からのご意見をお聞かせください!

一点、ARCSモデルに関する注意点を。

ARCSモデルは、理解しやすく、適用しやすいモデルだと思います。それが故か、方略の工夫のみを施し、アンケート結果が良くなった=成果があったという少し残念な事例を見聞きすることがあります。アンケート結果では、学習効果は評価できませんし、ARCS学習意欲デザインプロセスは、10の活動ステップがあることはちゃんと押さえておいてほしいです(コース情報収集→学習者情報取集→学習者分析→既存教材分析→目標・評価項目一覧作成→利用可能方策一覧作成→方策の選択と設計→教授法との統合→教材の選択と開発→評価と修正)。


返信引用
 平井亮
(@平井亮)
ゲスト
参加: 7か月 前
投稿: 3
12/04/2020 12:01 am  

@yuukim

@yuukimさん、

ありがとうございます!

この10ステップと、簡単なことを簡単に使うことの弊害は理解しているつもりなのですが、この10ステップは限られた人(教育で学位を取るような人)しか扱えないようなdetailになっている印象も受けています。

それが故に、教育へのアレルギー反応が強く出る人も。

この10ステップの考え方や使い方を身に付けるのに有効な手立てなどあれば、シェアしていただけるとありがたいです!

教育工学は敷居が高く、「あなたたちのはできてないよ」と言われているような錯覚に陥ることもありなのも正直なところなんです…苦笑

 


返信引用
 Kazue Tanaka
(@Kazue Tanaka)
ゲスト
参加: 7か月 前
投稿: 3
15/04/2020 9:42 pm  

仕事が忙しく、リアルタイムでコメントできずすみません!たくさんのご意見ありがとうございます。

私も先日IDのセミナーに参加したばかりですので、学習設計を再度考え直しながら、、、というところであったのですが、具体的にご意見いただけで大変参考になりました。

>①基本的な看護技術

これは大切なことなので、きっちりできるように練習していきます!!ただ3密になってしまうので、対策を練るしかありませんが…

>②学び方を養ってきてほしい
結果の出る学び方とのことで、本当にそうだなと思いました。学生の考える力、自ら学ぶ力を伸ばすために、遠隔ではありますが逆手にとって自ら学ぶことができるように授業の組み立てを考えなければと思いました。今こそ学生に学びを委譲して、自分から学ぶシステムづくり(課題を与えて自己学習しなければならないものにする)、そしてフィードバックをしていく必要があるのでは、と思い授業を考え直しています。ただ、レクチャーの授業に慣れている教員にとってはオンラインで授業を組み立てることが不利となっているようです。

>③社会人基礎力(特にチームで働く力)を養ってほしい
個人的にはここは平井さんのおっしゃるように、難しい部分でもありますが、検討していきたい部分でもあり…継続的な教育が必要なのだと思いました。ずれてしまうかもしれませんが、まずは身だしなみ、そして報告する、相談する、報告する癖を何かしらつけるような仕組みがあればと思いました。普段は実習や、学校行事でそれを練習しているのですが、それができないとなれば、どの機会を用いるか…というところです。やはり何かの現場に出たときに学生が試されるかと思います。何かプロジェクトを授業の中で課して自分たちで解決できるように模索させるようなものを行うことでしょうか…。あとは小さいことですが、感染対策にもなるかと思いますので、毎日体調管理をチェックし、何か異常があるとき、もしくは相談しなければならないようなことになったときに相談できるか、ということを毎日行っていくしか今はないのかなと思います。

ケアリングを伴わない中でどのように看護観を育てていくのか…ということについてですが、本当に難しいことだなと思います。それがどれも正解かな、と思うからです。そこが看護の難しく面白いところでもありますが、正解がない世界は今の学生には苦手かなと思う時もあります。

リアルの事例であっても、それは事例であって、受け持ちとはまた一味とも二味とも違うかと思います。責任感を伴うかどうかの違いがあるからです。そのため、学習到達度が少し変えるしかないのかなと思ったりもしました。仮想状態でしかできないとなるとリアルに感じれるのか…悩みどころです。

平井さんがおっしゃっているように、このような限界の中で教育している現状を現場ともすり合わせていくことも必要なのかなと、より教員側も現場と話し合っていく機会になっていけたらと思いました。

 

たくさんのご意見聞かせていただき本当に勉強になります。ありがとうございます。


返信引用
(@yuukim)
New Member Customer
参加: 7か月 前
投稿: 3
16/04/2020 1:37 pm  

@Kazue Tanaka

こちらもいろいろと勉強になります。ありがとうございます。

中でも、教員の方々の急なオンライン化対応は、大変ですよね。
すでに、知っておられるかもしれませんが、立教大学の中原先生のブログの中で、「オンライン授業のノウハウ動画」が共有されていますので、こちらにもご紹介させてもらいます。

http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/11523

折衷主義!(利用できるものは、どんどんと利用する)。これもIDですね(^^)


返信引用
 Kazue Tanaka
(@Kazue Tanaka)
ゲスト
参加: 7か月 前
投稿: 3
16/04/2020 7:27 pm  

@yuukim

ありがとうございます!すごくいいサイトのご紹介ありがとうございました。いまからせっせと視聴してオンライン授業に備えていきたいと思います。教員があっぷあっぷしていますので…とても助かります。IDを使ってどんどん改革すべき時と感じています(゜∀゜)


Healthcare-mgr-edu 件のいいね!
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